中古車輸出コラム

Car Export Column

日本の中古車の魅力とは
 年間約110万台もの中古車が世界中に輸出されますが、日本車の魅力とはいったい何処にあるのでしょうか?

 MadeInJapanであれば、どんな車でも海外に輸出して売れるのでしょうか?
東南アジアでは、ヨーロッパや日本の自動メーカーが現地で車を生産していますが、それでも日本から中古車を輸入する人たちがいます。
もちろん、現地では生産車していない日本車は、稀少価値がありますので、「かわいい」とか「かっこ良い」などの理由でどうしても欲しい人が日本から輸入して手に入れます。

 しかし、現地生産している車種でもわざわざ日本から輸入する人たちがいます。なぜ、という疑問に対して最新の東南アジアなどの国を訪問して少し分かって来たような気がしております。今回は、このケースに限定して日本の中古車の魅力について考えてみたいと思います。

 東南アジア諸国の街で走っている日本ブランド車の外見は日本生産車に似ていますが、何かが違います。最初は良く分かりませんでしたが、実際に車に乗ると良く分かります。
 まずは内装です。日本人はこだわり過ぎなのかも知れませんが、パワーウインドウなど一通りついいるのが標準ですが、海外では最初は何もついないのが標準です。個人的には内装そのものの、ボディー、塗装などに至っても違うように感じます。

 現地の日本ブランドのディーラーの方に、「この国で生産された中古車を、周辺諸国に中古車として輸出することはしないのですか?」と尋ねたことがあります。その答えは「日本で製造された車であれば、10年経過しても乗れるが、国内生産車は残念ながらそれは無理。」と意外でした。
 
 現地で新車の値段は日本の倍ぐらいしますので、現地の人の立場で考えると魅力ある車はどちらなのか、難しい選択だと思います。ブランドは神話だけであってはならないものだと思います。
我々の中古車輸出ビジネスはこの様な人たちの要望をかなえるための重要な仕事であり、誠意が必要であることを忘れてはなりませんね。

基本的には、アフリカ方面でも同じ魅力が根底にあり、多くの日本の中古車が輸出されているのだと思います。